吉井さんのライブに行ってきた。



10/25(木)、吉井和哉氏のライブを観に、日本武道館まで行ってきました。
吉井さんのライブは、THE YELLOW MONKEY時代を含めて初めて。
武道館自体も、学生時代に学校のイベントで一度行ったことがあったけど、ライブを観に来るのは今回は初めて。


席は、1階の南スタンド。
天井がちょっと邪魔だけど、ステージ正面なのでなかなか見やすい。
しかも、ステージまでの距離がドーム等と比べると断然近く感じる。1万人以上入るキャパなのにこの距離感は素晴らしい。


そして、ライブが始まって思ったのは、音響がとても良いなと。
バンドの演奏自体上手いのかも知れないけど、このキャパシティでひとつひとつの楽器の音が鮮明に聴こえるのもスゴイなと。
これが武道館の人気の由縁なんだろうなと、しみじみ思った。


客層は、20代〜30代中心って感じ。
女性のほうが圧倒的に多く感じた。女性2人組が多いこと多いこと。
カップルや男性ひとりで来てる人もいたけど。


自分の左隣の席には、10代後半〜20代前半と思われる女の子(黒髪のショートカット)がひとりで。
開演前は携帯をいじったりおとなしくしていたけど、ライブが始まると上着を脱いでキャミソールになり、
腕を振り上げて思いっきり弾けてたのが、なんか横目で見てて微笑ましかった。(変な下心とかはまったくございませんw)


ライブ。
セットリストは、こんな感じ。

01.Introduction〜Do The Flipping
02.Biri ☆
03.WEEKENDER ☆
04.上海
05.ルーザー
06.SIDE BY SIDE
07.CALL ME ★
08.ワセドン3 ☆
09.シュレッダー ☆
10.聖なる海とサンシャイン(YM) ★
11.I WANT YOU I NEED YOU
12.PAIN ☆
13.Don't Look Back In Anger(オアシスのカバー、日本語歌詞) ☆
14.Let's Spend The Night Together(ローリングストーンズのカバー、日本語歌詞) ☆
15.マンチー ☆
16.Love Communication(YM) ☆
17.ALL BY LOVE
18.BLACK COCK'S HORSE
19.WINNER ☆
20.Shine and Eternity
Encore
21.バッカ
22.雨雲

★がとても良かった曲、☆がまあまあ良かった曲。


(YM)はTHE YELLOW MONKEYの曲(2曲)、最新アルバムからは全曲演奏(12曲)、「at the BLACK HOLE」からは2曲、「WHITE ROOM」からは1曲、「39108」からは3曲、洋楽カバーが2曲。


今回は事前にセットリストも何も知らずに参加。
開場前にリハーサルの音が漏れてきて、2曲ほど思いっきりネタバレされたけど(笑)(#1と2)
まぁ想定内の曲だったので、そんなにガッカリはしなかったけど。

  • 「CALL ME」と「聖なる海とサンシャイン」が非常に良かった。大好きな曲なので生で聴けて感動。
  • 「Biri」「マンチー」「PAIN」楽しかった。
  • ステージ背面のLED、「マンチー」はバナナとマンゴー、「PAIN」は精子と地球の映像が延々と流れるw
  • 「ワセドン3」で、♪間違えた〜(Aメロのメロディで)
  • 「ワセドン」のアウトロのアコギからそのまま「シュレッダー」のイントロへ。
  • 「シュレッダー」はCDにはないアウトロが付いたライブバージョン。
  • 洋楽カバーは(おそらく)吉井さん訳詩による日本語歌詞。ステージ背面のLEDに歌詞が流れる演出。なかなか良かったです。oasisのほうはCD化も検討しているとのこと。
  • 「マンチー」、♪ほらほらマンチーがー(客:はじまった!)、爆発の股間(股間!)を5連発w
  • 「マンチー」の掛け合いの中で、吉井「元気ですかー!(猪木風)」「そんなの関係!(腕振り付き、「ねえ」は言わずw)」、「オッパッピー!(軽く腕振り付きw)」
  • 「Love Communication」は1995年発売のシングル曲。会場の盛り上がりっぷりが凄まじかった。(ライブ上最高の盛り上がり)個人的には、そんなに思い入れのない曲だったので、ずいぶん懐かしい選曲だなぁって冷静に観てましたw
  • MCで、今日はタクシーで会場まで来たと。で、運転手に行き先を武道館と告げると、「今日は誰かのコンサートですか?」と聞かれたらしい(笑)吉井「ええ、まあw」(客:キャー!)「あ、エマじゃないよw」
  • ひいお祖父さんが浪曲の歌手だったという話の流れから、イエモンの「BURN」の♪夏の海とか〜の一節をこぶしを利かせてアカペラで歌ってたw
  • バンドメンバー紹介で、キーボードの鶴谷さんを紹介する時に、吉井さんから「ヤイコ」というフレーズが出てきてちょっと反応。(ヤイコ絢香も担当してる方なのです)
  • 最後の曲が「雨雲」っていうのが、盛り上がりもなくしっとりと聴かせるというタイプの曲でもなかったので、ちょっと不完全燃焼な感じ。
  • 今回のアルバムが全体的にどんよりした曲調が多いので、そういう意味でも少し物足りなさは感じた。
  • 欲を言えば、もうちょっとイエモンの曲を聴きたかったなぁというのが正直な感想。まぁ今はソロなんだからそれを求めるのは筋違いなのかも知れないけど。

率直な感想としては、前回のツアー(http://www.emimusic.jp/vmc/artist/domestic/yoshii/tobf5525-26.php)のセットリストが神がかってたので、期待度を高めすぎたのかなぁと。
今回行って思ったのは、自分は吉井ソロよりTHE YELLOW MONKEYのライブを観たかったのかも知れないということ。
LOVE LOVE SHOWやSPARKや楽園をやってくれればいいのに、とライブが終わった後に率直に思ったし。
もちろん今回のライブも良かったし吉井ソロも好きだけど、やっぱりどこかでTHE YELLOW MONKEYの影を追いかけていたのかも知れないなと思いました。
ルナシーSIAM SHADEも再結成するんだから、THE YELLOW MONKEYもいつの日か是非。