DVD「MONSTER'S GARAGE」感想
B'z LIVE-GYM 2006“MONSTER'S GARAGE” [DVD]
- 出版社/メーカー: ビーヴィジョン
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: DVD
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いつもの新星堂で購入。
今回は店頭での告知も小さめで、MONSTERやPleasure IIの時のような「祭り」ムードがなかったのがちと残念。
購入時に、クリスマス仕様のMONSTERビニールバッグにDVDとフライヤー(手渡しのみで配布)、今月号のMFMを入れてもらう。
あのビニールバッグは持って歩くのはなかなか恥ずかしいw
DVD外箱、☆B'z juice☆さんに詳しく書いてあるので割愛。
一瞬どこから開けるのか分からなかった。ちょっと出しづらい。
さて、DVD内容。(長いです)
- ALL-OUT ATTACK
- オープニングのアニメが収録されてるのは嬉しい。「Welcome to the MONSTER'S GARAGE!!」で一気にテンション上がる。照明暗いまま&ステージ背面のライトちかちかの演出はライブで見た時は特に何も思わなかったけど、映像だとなかなか見づらい。サビ部分は観客をもっと映して欲しかったなぁ。「オーラアターック!」の観客の声も薄くしか入ってなくて不完全燃焼。この曲に関してはNETWORK LIVEのほうが断然よかった。
- juice
- 一転照明が明るくなって見やすくなった。屋内ライブの映像はこのくらい明るいほうが良いと思う。ステージと客席からの熱気がばんばん伝わってきて観ていて燃える。HEY!の掛け合いもしっかり入っていて嬉しい。
- LIVE-GYMにようこそ!
- お姉さんバージョンが収録。何かいろいろなところがキラキラしてるねw うちがライブに行った時はスキンヘッドバージョンだったので見られてよかった。やっぱりこの挨拶があってこそのLIVE-GYMだなと。ただ、観客の「稲葉さーーーん!!」って声がうるさすぎ。だまって聞いてろよ。
- ピエロ
- 曲自体は好きだけどライブではいまいちかなぁなんて思ったり。
- ネテモサメテモ
- 松本さんの腰振りなんてあったのね。見過ごしてたか記憶が飛んでるのか。「欲しい!」は連発バージョンのほうがよかったな。「よーろーしーく!」はしっかり稲葉さんが映ってたので合格。
- ゆるぎないものひとつ
- あやうく飛ばしそうになったw いい曲だとは思うけどね。面白みがない。
- 恋のサマーセッション
- 曲前のMC、あらためて聞くとなかなか恥ずかしい。「恋の?」「サマーセッション!」って。お姉さんたちがわらわらと登場。こういう雰囲気だったのかー。ちょっと引いたw B’zっぽくないよね。サザンっぽい。間奏であんな小芝居してたのね。
- MVP
- やっぱりあの踊りはいろんな意味でスゴイw 振り付けすっかり忘れてたけど、観ながらやってみたらちゃんと踊れたw 松本さん&サポメンも踊ってるのが微笑ましい。
- BAD COMMUNICATION
- 15年以上前の曲なのにいまだにライブで大盛り上がりするのは素晴らしいと思う。
- ultra soul
- このアレンジ、最高にかっこいい。これが映像化してくれただけでもうたまらなく嬉しい。最後のHi!3連発、あれは鉄板。
- 雨だれぶるーず
- ウルソで盛り上がった雰囲気が一気にクールダウンしちゃうのは勿体無いかなぁと思うけど、これはこれで良い。演奏中、観客を一切映さないでほとんどB'zふたりだけの画というのはなるほどなと思った*1。ライブではこの時点でもう疲れ果ててたのでじっくり聴けてよかった。
- Happy Birthday
- 予想どおり質問コーナーはばっさりカット。まぁあれは会場の雰囲気で楽しむほうがより面白いだろうしね。「今日誕生日の人ー?」のくだりは、確か千秋楽で言った「もういいよ、今日は全員誕生日だ!」が是非見たかった。全員アコギ弾いてたのね。シェーンと増田さんがギター持ってる姿が意外。途中、稲葉さんと松本さんが満面の笑みを見せるのがなんか嬉しい。
- Brotherhood
- ステージ地味に回転。何でこの曲?って思ったけど、やっぱりこの曲は感動する。この曲を演奏したライブって映像化率高いよね*2。
- BLOWIN'
- 何かメンバーがとても楽しそうに演奏している雰囲気が伝わって良かった。ステージに戻る時にスクリーンに「BLOWIN' IN THE WIND」って文字が出てたはずだけど、それがまったく映らなかったのはちょっと残念。
- OCEAN
- 青く染まったステージがとても綺麗。聴いてて伊藤 英明の顔が浮かんできたw
- MONSTER
- うーん・・・いやとてもかっこいいとは思うんだけど、ライブで見た時はこんなんじゃなかったんだよね。編集の仕方が悪いのか雰囲気があんまり伝わってこない。炎の演出もしょぼく見えるし。観に行ってない人には悪いけどこの曲は生で聴いたほうが断然よかった。
- 衝動
- この曲は観客のサビでの腕振りが見事に揃っていてスタンド席から見て最高に興奮したんだけど、まっっったくそれが伝わってこないのが残念。「しょーどぉー!」の声も全然聴こえないし。あんなに画面を切り替えなくてもう少し落ち着いて見たかった。大好きな曲なのに惜しい。
- 愛のバクダン
- 増田さんのカメラ目線2連発ww 蝶々はあんな感じだったのか。かなり微妙だねw 去年の飛行船&風船の演出のほうが数倍楽しかったなぁ。こっちも映像化されてるだけにどうしても見劣りしてしまう。
- LOVE PHANTOM
- この曲はライブ映えする曲だなと。CDで聴くより断然良い。「万能の君の幻をー」のところのステージ背面からのライト演出は鳥肌立った。
- SPLASH!
- あの紙吹雪はもっと効果的に映してもよかったのに。何かすごくこじんまりとしか映ってないのが残念。ステージ背面はあんなことになってたのね。うちの席からはまったく見えなかったのでどんな感じかと思ってたけど割と微妙だねw 演奏はとても良かった。
- 明日また陽が昇るなら
- MCはだいぶクサいけど曲はとても良い。RUNよりこっちのほうが泣きそうになった。
- ギリギリchop
- この曲も大好きだなぁ。すごいカッコいい。みんな生き生きしながら演奏している姿がとても嬉しい。タオル振り回しももはや恒例。ここはちゃんと観客も映してあって合格。
- RUN
- Treasure Landのムービーとリンクしてたイントロの映像はまるっきりカットと。あれは入れとくべきだろうよ。まぁイベントに参加してない人には何のことやら分からないからだろうけど。稲葉さんのアリーナ一周は普通に感動。すごいねあの人は。
- エンディング
- OFF LIMITS
- なかなか面白い構成。雨だれとかピエロとか曲作りの過程がとても興味深い。
- インタビューは割と普通。松本さんのサングラス何か違和感。
- サポメンインタビューは何故シェーンだけなのか。増田さんの話も聞きたかった。doaのふたりは・・・どっちでもいいけど。
- 打ち上げパーティー、これがビーパの会報インタビューで言ってたヤツかー。
- 他にもMVP振り付け、稲葉さんの喉の診断姿、松本さんゴルフ、ラジオ収録風景など。確かに貴重な画はあったけど、それほど「立入禁止」って感じはしなかったなぁ。
- そしてファンの人(看護士さんとギターテクニシャン)の密着は激しくイラネ。何の意味であれを入れたのかと。うちらはB’zを見たいのよ。
- スタッフ入れ替えでの苦労は相当あったんだろうけど、あんまり深刻な感じには伝わらなかったのは編集が上手いのかそれとも(全部見せないように)逃げているのか。
- 千秋楽のB’zふたりのハグが見られたのはよかった。そして楽屋に戻るふたりの満面の笑顔、素敵すぎる。
- やっぱり40分と言わず60分くらいじっくり見たかった。
ということで、昨日「概ね満足」と言った割に不満ばっかりになってしまいましたw
いろんなところで言われてるけど「引きの画が多い」「画面の切り替えが早い」「映像がブレていたりボケてたりする場面が多い」という点がやっぱり気になった。
ひとつの映像作品としてはこういうのもアリなんだろうけど、もう少し全体的に落ち着いて観たかった。
あと、何故東京の映像中心なんだろか。大阪千秋楽とかのほうがよさそうなのに。
画質は今までないくらいとても良かったので、編集方法だけ考慮して欲しい。
音質も悪くはないんじゃないかなぁと思った。良くもないとは思うけど。音圧がデカイなとは思った。
感動の度合いは台風15号のほうがやっぱり断然高いよね。まぁあれは15周年記念&ああいう過酷な状況での会場全体の一体感が合わさってあれだけのものが出来たと思うので、比べるのも筋違いだとは思うけど。
2002年の美巻よりは今回のほうが全然良いと思う。点数つけるとしたら、75点。
まぁ文句もいろいろ言ったけど、観ていて興奮しまくったし純粋に楽しかった。B’zファンでよかったなぁとしみじみと思った。
とにかく今年のライブ映像がこうやって形になって残るというのはとてつもなく嬉しい。発売してくれてありがとう。