『acoustic live 2005〜オトノシズク〜』ライブレポート

2005.5.8 横浜・関内ホール















【セットリスト】
01.キャンドル
02.会いたい人
03.I really want to understand you
04.Ring my bell
05.How?
06.ねぇ
07.彼女の理由(新曲)
08.fast car
09.Not Still Over
10.I'm here saying nothing
11.マーブル色の日
12.モノクロレター
13.i can fly
14.my sweet darlin'
15.ビルを見下ろす屋上で
16.手と涙
ENC
17.Life's like a love song

アコースティックライブということで、座ってしっとりと聴くライブでした。
手拍子などもほとんど起こらず。
曲もCD音源とはまるっきりアレンジが変わってました。


18時10分ころライブ開始。
オープニングSEなどはなく、静かにヤイコ&メンバー登場。
MCなどはなく、いきなり1曲目演奏。


01.キャンドル
意外な選曲。最初何の曲か分からなかった。
ヤイコの澄んだ声が気持ちよかった。


MC
「こんばんはー矢井田瞳です。今日のライブ楽しみにしてました。最後までよろしくー。」


02.会いたい人


MC
いきなり含み笑いするヤイコ。会場も笑う。
「いや、ライブだなというのを実感してまして(笑) 今日は雰囲気がシックですね。ん、シックっていま言わない?(笑)」
ここでツアーメンバー紹介。


03.I really want to understand you
04.Ring my bell


MC
「人のパワーを感じるけど前のほうしか見えないので客電を5秒だけでもいいんで付けて下さーい。」
てことで客電点く。一斉に手を振ったり声をかける観客。
「ドームツアーのセンターステージでのバイオリンコーナーはスゴイ緊張した。声が反響しているので衛星中継みたいな感じだった。」
「5/3でデビュー5周年を迎えました。(客:おめでとうー!)この曲がなければいまの自分はない曲。2曲目か3曲目に作った曲。」
ということで次の曲。


05.How?
06.ねぇ


MC
「メンバー素敵でしょ?(客:拍手)
いまアルバムを製作中で、早ければ夏ごろにはリリースできそうです。これまでにないほどに本能的に曲に向かっている、自然と曲が出てくる感じ。」
ということで初披露の新曲。


07.彼女の理由(新曲)
アコギの音が気持ちいい疾走感のある曲。久し振りの明るい曲調。


MC
「みんなハマっ子?」と聞くと、会場から「千葉っ子!」「大阪っ子!」「埼玉っ子!」と声が挙がる。
最後に「ヤイコ!」と男性が叫んでうまく締まる(笑)
散歩話。
会場近くの馬車道通りで「馬車道まつり」をやっていて、周富輝氏の店で餃子を食べたり(「1列目の人、臭くない?(笑)」)、アイスクリーム発祥の地ということで(会場からの反応が薄くて「誤報ですかね?(笑)」)コーヒー味のアイスを買って食べたり。濃厚で美味しかったそう。
白い馬の像?があったらしく、たてがみが三つ網だったりフィッシュボーンだったりするのがグッと来た。
あと崎陽軒のシュウマイも。横浜は食べ物が美味しいですね。


タクシーで大阪弁を喋ると、運転手さんから「たこ焼き機持ってる?」とよく聞かれる。
持ってるけどそれ以上話が膨らまないから困る(笑)


08.fast car
初めてじっくり聴いた。いい曲。


09.Not Still Over
タンゴ調のアレンジでカッコ良かった。締めのところが「チャラチャ・チャラララ・チャンチャン!」というアレンジでヤイコが振りマネをしてました。


10.I'm here saying nothing


MC
「さて何喋りますか?(笑)」
とここで会場から「バイク最近乗ってますか?」と声が。
「大阪にいる時は乗ってますよー。お母さんも乗れるのでバッテリーが上がらないように乗ってもらってる。」と。「いまめっちゃお客さんに頼ったね(笑)」
その後も「バイク何乗ってるのー?」や「さっきの新曲のタイトルは?」など質問コーナーに(笑)それにちゃんと答えているヤイコも偉い。
アイルランドはどうだった?」という質問に「いろいろな民族楽器に出会ってきた。ティンホイッスルという楽器があって、現地の人の前に演奏したら『うまいねー。でもその曲はこっちでは演奏しないね。』とあっさり言われた(笑)」など。


11.マーブル色の日
バイオリンがまるでギターみたいな音色が出ていてビックリ。(弦を弾いて演奏してたらしい)
最後の鍵盤ハーモニカ部分はヤイコが演奏。


12.モノクロレター
イントロが流れた時に鳥肌。まさかこの曲で立つとは思わなかった。
しっとりとした良い演奏でした。


MC
「もう終盤戦です。(客:えー!)その反応が欲しかったです(笑)
さっき客電が点いた時、星空みたいでキレイかったです。」


13.i can fly
相変わらずいい曲。素直に感動。


MC
「まだまだ行きますよー。」


14.my sweet darlin'
今回唯一のアップテンポなアレンジ。
ここまでずっと座って歌っていたヤイコも立ち上がり、お客さんを煽る。
会場からは手拍子、一部の人は立ち上がっていました。
やっぱヤイコのライブはこの曲がないとね。


15. ビルを見下ろす屋上で
初めて生で聴けた。よかったー。


16.手と涙
またこの曲が生で聴けるとは。感激。


ヤイコ&メンバー退場。
手拍子起こる。ヤイココールもちらほら起こってたけど広がりはしなかったです。


ENC
17.Life's like a love song

最後はやっぱりこの曲。手振りはなし。


終了。
ヤイコ&メンバー、手を振って退場。



終了アナウンス
一見普通のアナウンスだけど、実はヤイコ本人がやっているというオチ。
相変わらず上手いねー。久し振りにヤイコのアナウンス聞けました。


会場退場時、ヤイコがCMしてたキリン発泡酒「やわらか」をなんとひとり1本ずつプレゼント!
太っ腹だなー。飲んだことなかったから嬉しい。今夜あたり飲もうかな。


終演後の関内ホール
やわらか

■総評
しっとりまったりと聴く、暖かい雰囲気のいいライブでした。
ライブといえば「騒いで暴れる」というイメージがあるけれど、こーいうじっくりと曲を楽しむライブもいいですね。
ステージに4人しかいないのに、こんなに音に厚みが出るということに驚きました。
ホールということでステージが近くに感じられたところも良かったです。
でもやっぱり不完全燃焼なところもあるので、次回は是非いつものライブでヤイコに会いたい。
いいライブでございました。