お待たせしました*1ARIGATOレビュー。

ARIGATO
80点。
2001年のultra soulからずっと続いてきた爽やか応援ソングからやっと脱却(BANZAIとかも別に嫌いじゃないけど)。
みんな飽き飽きしてたからね(笑) でも再びテレ朝タイアップになったことはみんな納得してるの?


初めて聴いた時は、イントロの静かなところから激しい曲調になるところでゾワッと来ました。
Aメロでまた大人しくなっちゃうところはちょっと勿体無いというか拍子抜け。
間奏前の「そこにだぁーれもいなくてもぉー」のシャウトでまたゾワゾワっと来ました。
全体的に渋く哀愁漂うメロディで良い。
個人的に94年の「The 7th Blues」のころと今のB’zが融合した感じがする。
どうせだったら融合しないで戻ってくれたほうがいいけど(笑)


歌詞がまた良い。
今日の朝、歌詞をじっくり聴いてたらグッと来た。
稲葉さんこーいう歌詞も書けるんじゃん!(笑)


別れた人のことが忘れられず想い続けてるけど、今までのことは「ありがとう」と。
これから先は「誰もいなくても」一歩ずつ進んでいこうと。*2
歌詞の流れだと最後に「ありがとうーありがとうー」と来るのは違和感はないかなと思った。


曲調的には「Calling」に近い感じだからライブ映えしそうな気がする。
「Calling」は個人的にはCDで聴くよりライブのほうが断然好きなので期待。


今後のB’zの活動のターニングポイントになりそうな気がする1曲。
これでまた爽やか応援ソングに戻ったら笑える。

■輝く運命はその手の中に
50点。
歌詞は良い。
「恋心」の主人公が成長した姿が想像できる。
けど個人的は「ARIGATO」「もうはなさない」と比べると印象が薄い曲。


イントロ、Aメロ、Bメロはちょっと物悲しい雰囲気。
サビでがらりと雰囲気が変わって明るくなる。
なんとなく中途半端な感じ。
サビはとても好きなんだけどなぁー。
アコギのところとか好きなのに。
なんか勿体無い。曲で損してる感じ。*3


曲の構成は「愛と憎しみのハジマリ」に似てる。
同じ時期に作った曲なんでしょうね。


てことで個人的には普通の曲です。

■もうはなさない
70点。
「New Message」「眩しいサイン」に続くライブ退場曲&ポップな曲。
イントロ初っ端のギターは絶対「異邦人」に聴こえる。


歌詞はここまでストレートにLOVEな曲って久し振りな感じ。
突っ込みどころ満載過ぎ。
「パイルドライバー」「心臓ぐぁんぐぁん」「ときめきはフレッシュ」。
あなたの歌詞のセンスには脱帽です(笑)


曲調も面白い。
「ギリチョ」を彷彿させる、Bメロと間奏に無意味に速くなるギター&ベース。
さすがビリー。間奏は燃える。


『GREEN』の時に作った曲だからやっぱり「WARP」や「SIGNAL」に雰囲気似てますね。
遊びながら作ったんだなという雰囲気が伝わる。


ライブ退場3部作の中では「New Message」「もうはなさない」「眩しいサイン」の順かな。
「New Message」は個人的にはここ最近の2ndでは最強。

シングル全体としては、70点。
曲調がバラバラだからまとまりがなく感じちゃいますね(シングルの曲調は大体まとまりがないけど)。
作った時期がバラバラだから仕方ないのかも知れないけど。
でもこれからのB’zとして、変わろうとしてる動きが感じられた点は良かったかな。


「今度のシングルはまた2曲に戻る」に3000点。



デジパック仕様はやっぱり帯等を収納できなくなっちゃった点はダメね。
デザイン的には悪くない。
でもアルバムは普通のプラスチックケースのほうがいいかな。

こんな感じです。
うわー、読み返したくねぇー(笑)
これで勘弁して下さい(^-^;)

*1:待ってないなんて言わないで・笑

*2:自分で書いてて恥ずかしい・笑

*3:余談だけど、歌詞で損してるなぁーと思う曲は『GREEN』の「FOREVER MINE」。